怪物の牝馬アーモンドアイは三冠とジャパンカップ制覇で伝説を残す

アーモンドアイ 競走馬解説

2019年の有馬記念も期待されたアーモンドアイですが、残念ながら勝つ事をはできませんでした。

しかし、アーモンドアイとは、日本の競走馬の中で史上5頭目の牝馬三冠馬です。

今回は、人気が非常に高いアーモンドアイの特徴や、過去の成績について振り返りながら説明します。

アーモンドアイはどんな馬?

アーモンドアイ

アーモンドアイと言えば2018年度を代表する競走馬です。

主なレースとしては、2018年の桜花賞、優駿牝馬、秋華賞、ジャパンカップ、2019年のドバイターフ、天皇賞(秋)で勝利し、史上5頭目の牝馬三冠馬となりました。

名前の由来は「美人とされる顔の目の形」から付けられており、現在も未だに現役で既に名馬と言っも過言ではないかもしれません。

そして、そんなアーモンドアイの父は短距離GI6勝を挙げた”世界の”ロードカナロア、母は2006年エリザベス女王杯を(繰り上がりで)勝利したフサイチパンドラです。

アーモンドアイの両親とも、かなりの成績を残してきた名馬だったので、その血を引き継いできたのかもしれませんね。

下記にアーモンドアイの競走馬データを紹介します。

馬名 アーモンドアイ
欧字表記 Almond Eye
香港表記 杏目
現役期間 2017年 -現役
品種 サラブレッド
性別名 牝馬
毛色 鹿毛
誕生日 2015年3月10日(5歳)
死没 (現役競走馬)
ロードカナロア
フサイチパンドラ
生産 ノーザンファーム産
馬主 (有)シルクレーシング
調教師 国枝栄(美浦)
厩務員 根岸真彦

アーモンドアイの競走成績

アーモンドアイは過去に数多くの名勝負を見せつけてきました。

こちらでは、アーモンドアイの過去の競走成績を一覧で紹介します。

日付 競馬場 競走名 クラス 着順
2017.10.8 東京 2歳未勝利 1着
2018.1.8 京都 シンザン記念 GIII 1着
2018.4.8 阪神 桜花賞 GI 1着
2018.5.2 東京 優駿牝馬 GI 1着
2018.10.14 京都 秋華賞 GI 1着
2018.11.25 東京 ジャパンC GI 1着
2019.3.30 メイダン ドバイターフ G1 1着
2019.6.2 東京 安田記念 GI 3着
2019.10.27 東京 天皇賞(秋) GI 1着
2019.12.22 中山 有馬記念 GI 9着
2020.5.17 東京 ヴィクトリアマイル GI 1着
2020.6.07 東京 安田記念 GI 2着
2020.11.01 東京 天皇賞(秋) GI 1着
2020.11.19 中山 ジャパンカップ GI 1着

史上初の三冠馬が3頭揃った2020年ジャパンカップを最後に制し、引退しました。

アーモンドアイのレーススタイル

アーモンドアイ

アーモンドアイは自在型でレースも騎手のとおりに展開をする事が出来る馬です。

騎手の言うことを聞かない、いわゆる気性難的な気性の荒さは全くないと思います。

ルメール騎手も、非常にコントロールのしやすい馬的な発言を何度もしてますし、どんなペースでも道中ほとんど掛かることもなく、勝負どころで仕掛けると一気加速する様は、騎手のコントロールに非常に従順な証です。

一方、レースに対しての勝負根性というか、負けん気という意味での気性の強さは、オルフェーヴル以上だと思います。

天皇賞、一瞬インが空いたとは言っても普通の馬ではあの狭いスペースには飛び込めません。

また安田記念でもあれだけの不利を受けたら普通の馬ならレースを投げ出すところですが、タイム差なしの3着は並の馬では絶対にできません。

言うならばプロアスリートですね。

自分が何をすべきかを理解し、気持ちをコントロールでき、勝負どころでは必ずベストなパフォーマンスを引き出してきっちり勝ち切る。

そんな馬になっています。

アーモンドアイとルメールは人馬一体

アーモンドアイ

アーモンドアイとC・ルメールの戦績は8戦6勝2敗です。

新馬戦はニシノウララの2着、安田記念はインディチャンプの3着に敗れていますが、馬券連対率で見れば100%を維持しています。

まさに人馬一体。最高のパートナーです。

これまでのレースやドバイターフの騎乗でも見て分かる通り、ルメールは馬の扱い方が非常に上手い騎手なので、アーモンドアイのように癖のある馬でもしっかりと乗りこなすことができるのでしょう。

今でこそ現役最強馬として有名なアーモンドアイですが、実は1度のレースで必要以上の体力を消費してしまう。

言葉通り全力で挑むクセが強い馬なので、通常の競走馬とは異なりローテーションの難しい馬なのです。

2020年中央競馬新春展望

2019年の中央競馬はリスグラシューが有馬記念で有終の美を飾り、ホープフルSはコントレイルが完勝し、矢作厩舎締めで終わりました。

年が明けた20年、巻き返しに燃えるのが有馬記念で9着とまさかの惨敗に終わったアーモンドアイですが、現役最強の座を取り戻そうとする希代の名馬から今年も目を離せません。

19年の有馬記念で実績馬が多数引退しました。

それを除けば実績一番のアーモンドアイが古馬の中距離路線をリードするに違いないでしょう。

タイトな中山コースでは大敗したが、古馬中距離の主要G1である天皇賞・秋、ジャパンCは得意の東京コースで開催されるため、この2レースに参戦するローテなら主役の座は譲れません。

アーモンドアイの血統について

アーモンドアイ

父はロードカナロア、母はフサイチパンドラ、母父はサンデーサイレンスの配合です。

父ロードカナロアは、現役時代19戦13勝2着5回3着1回と馬券圏外を外したことがないパーフェクトホースです。

香港スプリント連覇やスプリンターズステークス連覇など国内外のGⅠを6勝しています。

マイルの安田記念も制覇しました。

2013年年度代表馬で歴史的スプリンターです。

母フサイチパンドラは、現役時代21戦4勝。2006年のエリザベス女王杯を制覇しました。

その他にも札幌記念1着やオークス2着、秋華賞3着など活躍をみせています。

曾祖母の名繁殖Sex Appealからは種牡馬として活躍したトライマイベストやEl Gran Senorが生まれています。

また4代母のBest in Showの牝系からは、欧州でGⅠ2勝のザールが出ています。

父ロードカナロア×母父サンデーサイレンスの配合馬は、アーモンドアイの他にダイアトニックやルガールカルムなどがいます。

勝ち上がり率もロードカナロア産駒の平均値を大きく上回っており、ニックス配合に近いと言えます。

父ロードカナロアの種牡馬としての特徴を考える上で重要となるのが、母レディブラッサムが持つセクレタリアト=シリアンシーの3×4の全兄妹クロスです。

このクロスが影響して、ロードカナロアは産駒に柔らかな体質やしなやかでストライドな走りを伝える傾向があります。

その点で考えると、アーモンドアイはパワフルで前向きな気性を伝えるNureyevの5×3のクロスや頑強なNortern Dancerの5×4のクロスを持っています。

またパワーが特徴のBuckpasserの娘で名繁殖Sex Appealの6×3のクロスも発生しています。このSex Appealの血量はNortern Dancerの血量よりも多くなっており、一つのキーブラッドとなるかもしれません。

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2020年ジャパンカップで引退した絶対王者「アーモンドアイ」。

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まとめ

アーモンドアイ

今回は、現役最強馬とも言われるアーモンドアイの歴史や過去レースを振り返ってみました。

2019年の有馬記念では惜しくも9着になってしまいましたが、現在でも現役として2020年を迎えたアーモンドアイは今後の活動はどうなるのか非常に楽しみと言えるでしょう。

また、万が一引退という決断をされた場合、牝馬としてどのような子孫を残していくのか非常に気になるところだと思います。

どっちにしても、こんなに早く走る名馬はそうそう出てこないので、競馬ファンの期待が沢山掛かって行くと思います。

最後まで頑張ってほしいですね。