競走馬の最高金額は6億超え!馬の値段と一口馬主の要点を紹介

競走馬 値段 競走馬トリビア

皆さんは、競走馬がいくらの値段で販売されているか知っていますか?

競馬を実際に生で見て、サラブレッドが走る姿に魅せられた人は多いのではないでしょうか。

いつかはオーナーになってG1で口取り式に参加してみたい!と思う方もいるかもしれませんが、現実的な話、馬主になるにはそれなりの収入がなければなれません。

しかし、馬主になれなくてもペットとして馬を買いたい人もいるようなので、今回はサラブレッドを含めた馬の値段を調べてみました。

馬の種類とそれぞれの値段は違う

競走馬 値段

まず馬には200種類以上もの馬が存在するようです。

さすがに200種類全部は挙げられないので、大きく5つに分類された馬の中で、代表的な種類を特徴と販売価格を交えてご紹介します。

サラブレッド

サラブレッドに代表される軽快な走りを身上とし、乗馬に適した馬です。

日本では一般的に競走馬と呼ばれる馬です。

サラブレッドの価格は、日本で行われているセレクトセールなどの一流血統の馬のセリであれば億を超える馬も出てきます。

ちなみに2016年のセレクトセール最高額は2億8千万で落札されています。

サラブレッドと言っても血統が悪いと100万円以下で購入できる馬もいます。

プロでしか解らないですが、結果はピンキリですね。

アラブ

サラブレッドを一回り小さくしたような馬です。

その分速力は劣りますが、耐久力に優れています。

一昔前は日本でもアラブ種による競馬が行われていましたが、廃止によりセリ等も行われなくなりました。

一部の愛好家や乗馬クラブにて販売されていますが、価格は25万円から150万円くらいになっています。

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競走馬のセリの最高額は6億円!

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日本でのサラブレッドのセリでは6億円を超える金額がついている馬もいます。

6億円となるとG1で5勝ぐらいしないと賞金だけでは元が取れませんが高額な値段がついた馬は、果たしてそれだけの活躍をしているのでしょうか?

馬の値段の相場はいくら? サラブレッドは高い!

競走馬の取引価格がわかるのは、セリで取引された馬だけなので明確な相場はわかりません。

参考までに、日本で行われている1歳馬セールの価格を見てみると下記のようになります。

■2018年のセールの価格

セレクトセール セレクションセール サマープレミアム サマーセール オータムセール オータムセール
平均価格 4585万円 1459万円 1111万円 459万円 162万円
中間価格 3100万円 1300万円 1000万円 400万円 260万円
最高価格 2億5000万円 4100万円 3000万円 3100万円 2000万円
7/10開催分 7/17開催分 *2017年

*2017年

上記の表のように非常に多くの価格差があるのがわかります。

安ければ200万円ぐらいから高ければ億を超える馬もあるというのがサラブレッドの価格です。

高い金額の馬は勝てないというジンクス

競走馬 値段

活躍する可能性が高いと思われるから高い値段がつくわけですが、その期待通りに活躍しているのでしょうか?

2018年上半期が終わった時点で、G1を優勝したセール馬の最高金額はアドマイヤグルーヴとサトノダイヤモンドの2億3000万円でした。

3億円を超える馬でG1を勝った馬は出ていませんが高額な馬が、大きなレースに勝ったり、
出世することも多く、賞金を稼いでいないというわけでもありません。

しかし、金額が高くなればなるほど、賞金を稼がなければ馬代にならないので高額馬ほど、ハードルは高くなるほかアクシデントでデビューできなかったり、活躍できなかったときに〇億円の馬引退という見出しになりやすいため、高額馬は不遇に終わった際に目立ちやすいと言えます。

プレッシャーがかかってしまうという事ですね。

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一口馬主にかかる費用はどのくらい?

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馬主は、競馬好きの方では憧れの存在ですよね。

いざ一口馬主を始めようとした際に、「会費やら維持費やら馬代金やら、結局いくらぐらいの費用がかかるのかがよく分からない」といった声を良く聞きます。

ここでは、場面にわけて必要なコストを分かりやすく解説していきます。

「クラブ入会費用」(入会時)

馬主になるには、クラブというものが存在します。

文字通り、クラブに入会するために1回のみ支払う費用です。

相場としては2万円前後となります。

「出資金」(出資時)

馬に出資する際に支払う出資費用、いわゆる馬の代金です。

カタログや広告などで「一口○万円」と書かれている費用はこのことです。

ほとんどのクラブで支払いには一括払いと分割払いがあり、分割支払いの場合でも自動車の購入のように金利がかかることは無く、逆に一括支払いの場合には、数%の割引を行うクラブもあります。

募集総額を募集口数で割った金額が1口あたり価格です。

会員は1口単位で出資しますので、支払う金額は以下の通りとなります。

出資金 = 1口あたり価格 x 出資口数

初心者の方の中にはまれに、「一口○万円」は毎月かかるものだと誤解される方もいらっしゃいますが、あくまで出資時のみの費用になります。

クラブにより異なりますが、次回出資時に使える割引ポイントが、出資時に出資金額の数%付与される「ポイント制度」、募集開始一定期間内の出資に対して割引を行う「早期割引」などが代表的なものです。

「クラブ月会費」(毎月)

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クラブに毎月支払う会費です。

基本的には出資頭数に関わらず、会員一人あたり一律の金額が設定されており、相場としては3000円前後です。

各種郵送物の送付や配当振込などで発生する経費の他に、日々の厩舎マネージメントや情報収集・管理業務、また競馬場での口取り付添いや、公式Webサイトや会報などでの会員向けのサービスなど、主に人件費で構成されるクラブの運営費に相当します。

一般的な投資ファンドでいえば運用管理費用、信託報酬といった費用が近く、また通常の馬主に置き換えると、現場を取り仕切るレーシングマネージャーの人件費に相当するといえるでしょう。

「馬維持費用」(毎月)

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恐らく初心者の方にはこの費用がもっともわかりにくいと思われますが、一言で説明すると、「出資馬の毎月の生活費用」です。

通常2歳1月からかかります。

ざっくり平均50万円程度が口数に応じて分割請求される形になりますので、100口の馬なら一口あたり毎月およそ5000円の負担になります。

人間に比べてずいぶん高い生活費だなあ、と感じられるかと思いますが、主に牧場、厩舎への預託費用などで構成されていますので、えさ代や場所代等の他に日々世話をしてくれる厩務員や、レースに使う体に仕上げてくれる調教助手の人件費なども含まれていると考えると分かりやすいでしょう。

残念ながら競走馬は、自ら栄養価の高い食事を作ったり、自発的なトレーニングをしてくれることはありません。

出資馬の在厩場所(居場所)により、実費は毎月変動します。

「保険料費用」(年1回)

各クラブとも2歳以降、競走馬の生命保険に加入しますが、その費用が年1回請求されます。

通常は募集価格の3%程度が出資口数に応じて請求されますので、こちらはわずかな費用といえます。

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まとめ

競走馬 値段

今回は、競走馬の値段について紹介しました。

競馬好きの方には、馬主という言葉は非常に憧れでしょう。

しかし、G1馬になるようなサラブレッドはそう簡単には購入できません。

そこで、馬主は無理でも馬主気分を味わいたいと思っている人には、一口馬主という選択肢もあります。

人口馬主でも良いから馬主になりたい方は是非、この記事を参考にしてみてください。

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